生理中のオナニーは子宮内膜症になりやすいため危険!どうしてもの対処法を紹介

生理中のオナニーは子宮内膜症になりやすいため危険!どうしてもの対処法を紹介

投稿者:azusa

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「生理痛が落ち着いたらオナニーしたくなってきた」と、生理中にムラムラした経験はありませか?
しかし生理中のオナニーは決しておすすめできません。デメリットが多く、子宮内膜症になる可能性もあるのです。

しかし「病気になるのは嫌だけど何とかする方法はないの!?」とオナニーを望む気持ちもわかります。
そこで今回は生理中にオナニーするデメリットと共に、我慢できなくなったときの対処法について詳しくご紹介していきましょう。

生理中のオナニーは子宮内膜症になりやすいという研究を分かりやすく解説

「生理中にオナニーをすると子宮内膜症になる可能性がある」
これは医学的にも多くの医師が認める事実です。
ではなぜ子宮内膜症になってしまうのか、それは経血の逆流が原因になります。

オーガズムを迎えると、膣がピクピクと痙攣・伸縮しますよね?
これは膣内に出された精子を、卵巣までより早く届けるための機能だと言われています。
この動きによって、子宮から膣に流れ落ちたはずの経血が再度子宮に逆流してしまい、その結果子宮内膜症へと繋がりやすくなってしまうのです。

「もともと子宮から膣に出た血が戻るだけなら、そこまで問題でないのでは?」
そう思われるかもしれませんが、子宮内と膣内では環境が異なり、膣内にしかいない常在菌もいます。
またオナニーでバイブや指を挿入していれば、経血に雑菌が混入している可能性も充分考えられるでしょう。
1度子宮から流れ落ちた経血を再度逆流させるのは、非常に危険な行為なのです。

他にもある生理中にオナニーするデメリット4つ

他にも生理中のオナニーにはデメリットが4つあります。
危険度の高いものから、順にご説明しましょう。

①抵抗力が下がっているので感染症になりやすい
生理前から女性ホルモン・プロゲステロンの分泌量が増えるため、粘膜の免疫力が1ヶ月のうち最低ラインまで下がります。
他にも慢性的な出血による貧血も、同じく抵抗力を下げる原因です。

ここで膣内に雑菌でも侵入しようものなら、すぐに炎症などの感染症を引き起こしてしまうでしょう。他にも常在菌バランスが崩れたり起炎菌の影響を受けやすくなるため、思わぬ病気になりかねません。

②経血の影響で膣内がアルカリ性になり、かゆみやオリモノが増加しやすくなっている
普段の膣内は酸性で保たれています。酸性であるからこそ、菌が侵入してきても滅菌できるのです。しかしそこに経血が混じると、膣内は乳酸菌が減少しアルカリ性へと変化します。

酸性度が保たれなくなった膣内は、雑菌やカンジタ菌が繁殖しやすい状態です。
そんな状態なのにオナニーし刺激を与えてしまえば、かゆみ・赤み・腫れなどの諸症状や、ピンク色のオリモノを増加させる原因になってしまうでしょう。

③膣の痙攣により子宮が刺激され、生理痛が増す可能性がある
そもそも生理痛は、子宮が伸縮するために起こります。これは分厚くなったものの、使用しなかった(妊娠しなかった)内膜を剥がし落とすために必要な動きです。
そんなときにオナニーすれば、子宮が伸縮する動きを阻害・増長させ、再度生理痛を引き起こしかねません。

オーガズムを迎えての膣痙攣以外にも、快感を感じれば膣内がピクピク動くはず。この動きも、生理中の子宮にとってみれば決して良い効果は生まないのです。
腰痛や頭痛等に影響は出ませんが、腹痛が出る可能性は充分考えられるでしょう。

④指やオモチャ、シーツなどを経血で汚す可能性がある
オナニー中に指やオモチャを出し入れしたりすれば、膣内から経血が溢れ出てしまいます。
また快感を感じれば愛液が増加し、そのままシーツに流れ落ちるかもしれません。
これらは気をつけていれば防げるデメリットではありますが、万が一経血がつけばキレイにするのに大変苦労します。

もし下着やシーツなど布地に経血がついてしまったのであれば、お湯ではなく水で洗い流しましょう。お湯で洗うと血中のタンパク質が凝固し、落ちなくなってしまいます。
経血がついたらオナニーをすぐに中断し、中性洗剤(食器用洗剤等)で揉み洗いしましょう。

生理中は女性ホルモンが増えるので、性欲が増しやすい

デメリットが多い生理中なのに、なぜこんなにもムラムラするのか。
それは生理の終わり頃から、女性ホルモンの1つエストロゲンが増加するためです。

もともとエストロゲンは女性の二次性徴に関して重要な役割を担っていますし、大人になってからも健康維持に欠かせないホルモンです。
他にも別名「美人ホルモン」と呼ばれるように、女性の美しさを際立たせてくれる効果もあります。

エストロゲンは、排卵と妊娠への準備を促すために心とからだを整える役割を持ち、分泌量が上昇すると、別名「美人ホルモン」とも呼ばれることもあるように、肌や髪に潤いを与えるため女性としての美しさが増します。
引用:TANITA

端的に言うと、エストロゲンが増加すると心身共に絶好調になるのです。調子が良くなれば、そのぶん気分も意欲的になり、性欲も比例して上がります。

生理中でもオナニーしたい時の対処法

エストロゲンで精神的にはムラムラするのに、肉体的にはオナニーができない。そんな拷問のような時期になる生理中ですが、絶対にしてはいけないわけではありません。
やり方にさえ注意すれば、ある程度のデメリットは防げるのです。
そこでここからは、生理中だけどどうしてもオナニーしたくなった時の対処法をご紹介していきましょう。

①タンポンを挿入し、下着の上からローターや電マをあてる

下着の上から刺激すれば、いくらかでも雑菌の侵入は防ぎやすくなります。
とはいえ生理中なのですから、本来であればナプキンが装着されているでしょう。ナプキンを押し当て刺激しては、細かい裂傷ができ、傷口から感染症を起こしかねません。
そこでタンポンを使用しましょう。タンポンを挿入すればナプキンはいりません。

下着の上からクリトリスを刺激すれば、クリイキできます。
しかし普段指でしていた人にすれば、刺激が弱くイキにくいかもしれません。そんな時はローターや電マなどで振動を与えましょう。これなら下着の上からでも、問題なくクリイキできます。

②指にコンドームをはめ、クリトリスを直接イジる

「ローターや電マなんて持っていない・やっぱり指でイジりたい」、そんな人はコンドームの利用をおすすめします。コンドームは感染症を防ぐのに効果的ですし、爪の隙間などへの経血の染み込みも防げるでしょう。

ただし中への挿入はおすすめしません。
コンドームにはヌルリとする潤滑油がついていますよね?このような不純物を膣内に挿入する行為は、粘膜の抵抗力が下がった膣内に悪い影響を与えかねません。
あくまでもクリトリスをイジるのみに控えておきましょう。

③バイブにコンドームを被せ、ポルチオではなくGスポットを刺激する

生理中に挿入してするオナニーは決しておすすめできません。できませんが、どうしてもと言うのであれば、コンドームを被せたバイブを使用しましょう。
指の場合はコンドームとの間に隙間ができるため雑菌が侵入しがちですが、バイブであればぴったりフィットするので、指よりは危険性が低くなります。

ただ挿入しても1番奥、ポルチオをゴンゴン刺激するのはやめましょう。伸縮している子宮に悪影響を及ぼすだけでなく、無理に内膜を剥がしてしまい、経血以外の出血に繋がりかねません。
浅めに挿入し、Gスポットを刺激してイクようにしましょう。

生理中のオナニーは危険!最悪ソフトオナニーで我慢しよう

最後に、ここまでご紹介した情報をまとめてみたいと思います。

【生理中のオナニーは子宮内膜症になりやすい】
→膣の痙攣で経血が子宮に逆流しやすいから

【生理中にオナニーするデメリット4つ】
①抵抗力が下がっているので感染症になりやすい
②経血の影響で膣内がアルカリ性になり、かゆみやオリモノが増加しやすくなっている
③膣の痙攣により子宮が刺激され、生理痛が増す可能性がある
④指やオモチャ、シーツなどを経血で汚す可能性がある

【生理中は性欲が増しやすい】
→エストロゲンの分泌量が増し心身共に調子が良くなるから

【生理中でもオナニーしたい時の対処法】
①タンポンを挿入し、下着の上からローターや電マをあてる
②指にコンドームをはめ、クリトリスを直接イジる
③バイブにコンドームを被せ、ポルチオではなくGスポットを刺激する

生理中のオナニーは、子宮内膜症・感染症・生理痛の悪化などを引き起こしかねない、危険を伴う行為です。
それでもエストロゲンの分泌量が増えているだけに、どうしてもムラムラを抑えきれないかもしれません。そんなときは衛生面にしっかり配慮し、ソフトオナニーで我慢しましょう。
できれば生理後までオナニーは我慢し、安心して楽しめるオナニーをしてくださいね。

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